自分でメンテ(基本編)
タイヤの空気圧
自転車のタイヤは、日が経てば空気が抜けます。同様にバイクのタイヤも、日が経つにつれ空気が抜けていきます。これはタイヤの宿命です。タイヤの空気圧が減ると・・・
- 普段よりもタイヤが地面に接している面積が増え、タイヤの減りが早くなります。
- タイヤを回すのに力が必要になるために、極端に燃費が悪くなります。
- 直進での安定性を失い、ふらつき易くなります。
- 地面の穴などで、ホイルを曲げることが結構あります。(ホイル交換になります)
などの怖いことが起こります。スタンドで燃料を入れる際にまめにチェックをされるか、当店までお気軽にいらしてください。
スリップマークを覚えよう
タイヤは減ることが宿命。タイヤの減り具合は乗り方、タイヤのグレードなどにより違います。タイヤにはスリップマークが入っています。このスリップマークがタイヤのラインまで来たら交換時期です。タイヤのスリップマークを探してみましょう。
※たまにタイヤはまだ横があるから交換しなくてもとおっしゃられるお客様がいらっしゃいます。タイヤは真ん中が大事です。横があってもスリップマークが見えている場合は速やかに交換しましょう。雨の日にすべりますし、パンクもし易くなります。
チェーンの掃除&チェーンのオイル
チェーンはタイヤと同じように消耗品です。動力を伝える役割を担っています。バイクに乗って走れば走るほどチェーンは緩んでいきます。
チェーンは、一般に掃除よりも張りが大切です。普段から気に留めておきましょう。
チェーンのお手入れは、チェーンクリーナーで掃除した後、市販のマシン油などでグリスアップしましょう。チェーンには、シールチェーンと普通のチェーンの2タイプあります。シールチェーン用のチェーンクリーナーはどちらのタイプにも使用できますので、選ばれる際はシールチェーン用を選んだほうが無難です。
当店ではYAMAHAのケミカルを常時ストックしていますので、いつでもお買い求めいただけます。
メッキはまめに掃除を!
マフラーやメーター、ライト周りハンドルなどメッキ部品はバイクに数多く使用されています。このメッキの錆は愛車の外観を著しく損ないます。愛車のメッキ部分を、日頃からウェス(きれいな付近)を使って乾拭きをし、ワックスをかけるようにしましょう。愛車の荷物入れにウェスを入れておくことをオススメします。
メッキ錆はひどくなるとこびり付き、ワックスでは落ちなくなります。その際は、コンパウンド(研磨剤)などを使用しなくてはならなくなります。